授業で使えるオンデバイスAI体験
データが端末の外に出ないブラウザAIを、高校「情報Ⅰ」やGIGAスクール端末の授業で。インストール不要・カメラも音声も送信なし。教員向け利用条件・簡易指導案・Webフィルタ対応FAQつき。
30秒でわかる結論
- 1.高校「情報Ⅰ」は2022年度から必修化され、2025年から大学入学共通テストにも出題されている。
- 2.GIGAスクール構想は端末にアプリを個別インストールしないブラウザベースでの活用が大前提。
- 3.学校現場の生成AI利用への懸念は生徒の入力情報の流出・外部AIでの学習リスクに集中している。
- 4.本サイトのデモはインストール不要・カメラ/音声/入力が端末外に出ない設計で、この懸念に直接応える。
授業向けデモ一覧
まずはカメラ不要のデモから。Webフィルタでブロックされにくく、すぐ使えます。
水平連合学習デモ
3つの拠点がデータを送らず「学びだけ」を持ち寄ってAIを育てる様子を可視化。プライバシー保護の仕組みを体感できる。
垂直連合学習デモ
違う特徴を持つ2社が生データを渡さず協力する仕組みを可視化。「データを共有せずに協力する」という発想を学べる。
オンデバイスAIエージェント実演
ブラウザ内の小型AIが「道具を選ぶ→実行する→答える」という思考の流れを可視化。生成AIの仕組みの入り口として。
書類の個人情報マスキング
書類の写真からAIが電話番号・メールアドレス等を自動検出して黒塗り。個人情報保護の実習に。※実習では生徒本人の実データではなくサンプル書類を使うこと。
カメラを使うデモ(導入・アイスブレイク向け。学校のWebフィルタで弾かれる場合があるため事前確認を推奨)。
なぜ学校での活用で安全か
本サイトのデモは「オンデバイスAI」という方式で作られています。AIモデル(数十MB〜数百MB)を最初に1回だけダウンロードし、以降の計算(画像認識・音声認識・文章生成など)はすべて生徒のブラウザの中だけで行われます。
一般的なクラウド型AIサービス(ChatGPT等)は入力内容を外部サーバーに送信して処理しますが、本サイトのデモはカメラ映像・音声・入力テキストのいずれも外部サーバーに送られません。通信を切っても(機内モードでも)、モデルの読み込み後は動作し続けるものが多く、これが「データが外に出ない」の実体です。
技術的な仕組みはブラウザAI完全ガイドで詳しく解説しています。
あなたの端末
外部サーバー
端末で表示
⚠ 通信が必要・データが外に出る・往復の遅延が発生
あなたの端末(🧠 AI内蔵)
↻ その場で処理して即表示
✓ データは外に出ない・即時応答・オフラインでも動作
GIGA端末(Chromebook等)での動作について
現時点では機種別の動作保証リストは提供していません(未検証)
GIGAスクール端末は機種・スペック(メモリ・GPU)が学校や自治体ごとに大きく異なり、当サイトはまだ十分な実測データを持っていません。断定的な「動作リスト」を掲載すると誤情報になるため、代わりに以下の一般的な留意点を示します。
- 低スペック端末では🟢軽量モデル(連合学習デモ等)から試すのが安全(重いモデルは動作が遅い・固まることがある)
- ChromeOS上のChromeブラウザは一般に対応が安定している傾向(当サイトのWebGPU対応状況マトリクスで実測データが蓄積され次第、OS別の内訳を公開予定)
- 可能であれば授業前に教室の端末1台で事前リハーサルを行う
教員向け利用条件
✅ 授業・部活動・研修等での無償利用は自由です(会員登録・利用申請は不要)。
✅ 授業資料・スライドへのスクリーンショット掲載も自由です。可能であれば出典として本ページのURLを明記してください。
⚠️ 本サイトは教育委員会・MEXTの公式教材ではなく、個人が運営する検証サイトです。学校のICTポリシー・生成AIガイドラインとの整合は各校の判断でご確認ください。
⚠️ デモの結果(AIの判定・生成文)は教育目的の一例であり、正確性を保証するものではありません。誤った判定を教材として扱う際は「AIは間違えることがある」という気づきの材料にもなります。
簡易指導案(1コマ・50分想定)
「AIの仕組みを体感する」導入授業(例)
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 5分 | 導入: 「AIはどこで計算しているか?」を問いかける(クラウドか端末内か) |
| 15分 | 体験①: AIじゃんけん または オンデバイスAIエージェントを各自の端末で試す |
| 15分 | 体験②: 連合学習デモ(水平/垂直)で「データを送らず協力する」仕組みを観察 |
| 10分 | グループ討議: 「クラウドAIとオンデバイスAI、それぞれどんな場面に向く?」 |
| 5分 | まとめ: 個人情報保護とAI活用の両立という視点を共有 |
関連する学習指導要領の観点: 情報社会の問題解決/コミュニケーションと情報デザイン/コンピュータとプログラミング/情報通信ネットワークとデータの活用
※ この指導案は一例であり、公式の指導案ではありません。学校の年間指導計画に合わせて改変してご利用ください。
Webフィルタリング対応FAQ
Q.学校のWebフィルタリングでブロックされませんか?
デモ自体はhttps配信の通常のWebページですが、学校ネットワークによっては「カメラ/マイクを使うページ」や特定のCDN・WebAssembly配信が一律ブロックされる設定になっている場合があります。事前に教室の端末1台で動作確認をしてから授業に臨むことを強く推奨します。カメラ不要のデモ(連合学習・エージェント・書類マスキング)から選べば、この種のブロックに遭う可能性は下がります。ブロックされる場合は学校のICT担当者に本ページのURLとドメイン(ai-edge-lab.com)の許可を相談してください。
Q.生徒の情報は外部に送信されますか?
各デモの推論(AIの計算)はすべて生徒のブラウザ内(端末内)で完結し、カメラ映像・音声・入力内容そのものは外部サーバーに送信されません。これは学校現場で特に懸念される「生徒の入力情報の流出」への直接的な対策になります。ただしページ閲覧に伴う一般的なアクセスログ(アクセス解析)は他の一般的なWebサイトと同様に発生します。
Q.生成AI利用について学校のガイドラインとの関係は?
多くの自治体・学校の生成AIガイドラインは「外部の生成AIサービスに生徒の個人情報や作品を入力しない」ことを主眼にしています。本ページのデモは対話型生成AIサービスへの入力を伴わず、あくまで「AIの仕組みを可視化する教材」という位置づけです。とはいえ最終的な利用可否は各校・教育委員会のガイドラインに従って判断してください。本ページは公式なガイドラインの代わりにはなりません。
Q.通信環境が不安定な教室でも使えますか?
初回アクセス時にモデルファイル(数MB〜数百MB)のダウンロードが発生するため、初回だけ相応の通信速度が必要です。ダウンロード後はブラウザのキャッシュに残るため、同じ端末での再訪問は高速です。授業当日の通信混雑を避けるため、前日までに一度アクセスしてダウンロードを済ませておくことを推奨します。
関連
本ページは参考情報です。最新の学習指導要領・各校のガイドラインは文部科学省・教育委員会の公式発表をご確認ください。