エッジAIラボ
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丸太材積計測AI

丸太の断面写真から本数・直径を自動検出し、JAS規格に基づき材積を計算

ブラウザで実行 — 入力データと通信条件は各デモ内に表示🟢 📦 古典CV: 0MB / AI: ~10MB⚙️ 画像処理 + 自作YOLO⚖️ 自作 / Apache 2.0

丸太材積計測の仕組み

写真から丸太の断面(木口)を古典画像処理・AI物体検出・ハイブリッドの3モードで自動検出します。 AIモードは既定で丸太検出専用に学習した自作YOLOモデルを使用。OWLv2(ゼロショット物体検出)や COCO学習の汎用モデル(RF-DETR Nano / YOLOS Tiny)も比較用に選択可能です。 アスペクト比フィルタ+コントラスト・色検証で丸太断面のみを抽出し、 JAS規格の末口二乗法(2cm括約)で材積を計算、信頼度スコアで検出品質を可視化します。

この自作YOLOの学習過程(本数recall 0.42→0.95)や Jetson・Raspberry Pi 5 での推論速度の実測は、姉妹サイト ローカルAI実測ラボの学習ケーススタディ で解説しています。

3モード検出

古典CV・AI・ハイブリッド

JAS準拠

2cm括約・テーパー補正

信頼度表示

3段階スコアリング

CSV+グラフ

径級ヒストグラム出力

処理パイプライン

1

画像前処理

アップロード画像をグレースケール変換し、ガウシアンぼかしでノイズを除去。高解像度処理のため最大1600px(モバイル1200px)にリサイズ。

2

マルチモデル検出

古典モード: 距離変換+勾配スコアリング。AIモード: 既定は丸太検出専用に学習した自作YOLO、OWLv2(ゼロショット)・RF-DETR Nano / YOLOS Tiny(COCO学習・比較用)も選択可。アスペクト比フィルタで円形候補を抽出。ハイブリッド: 古典検出とAI検出を統合。

3

後処理・フィルタ

NMS(非極大値抑制)で重複除去、IQR外れ値フィルタで誤検出を除去。コントラスト+均一性検証で背景誤検出を排除。信頼度スコアを各検出に付与。

4

JAS材積計算

基準丸太の実寸入力でピクセル→実寸変換。2cm括約(JAS規格)を適用し、末口二乗法または中央直径法で材積を計算。6m以上はテーパー補正適用。

使い方ガイド

1

丸太の断面を撮影

木口面(断面)が正面から見える角度で撮影。撮影ガイドを参考に、均一な照明で全体が映るように。

2

検出モードを選択

「古典検出」はモデル不要で即座に実行。「AI検出」は自作YOLO(既定)/OWLv2/RF-DETR/YOLOSから選択。「ハイブリッド」は両方を統合。

3

基準丸太で校正

直径がわかっている丸太を選択し「基準に設定」。実際の直径を入力して校正。計算法(末口二乗法/中央直径法)を選択。

4

結果確認・CSV出力

径級ヒストグラムで分布を確認。手動で拡大/縮小補正も可能。CSVにメタデータ・信頼度・径級分布を含めて出力。

精度を上げるコツ

📷

木口面に正対して撮影

斜めから撮ると円が楕円になり検出精度が低下します。できるだけ正面から撮影してください。

💡

均一な照明

強い影や逆光は避けてください。曇天時やフラッシュ使用が最適です。

📏

基準物を一緒に撮影

スケール棒や既知の直径の丸太を一緒に写すと、校正が正確になります。

🔄

手動補正を活用

自動検出で漏れた丸太は画面タップで追加。選択後に拡大/縮小ボタンで径を微調整できます。

活用事例

🪵

木材検収

原木市場や土場での丸太の本数・直径を写真から自動計測。検収作業を大幅に効率化。

📊

蓄積量推定

積み重ねた丸太の断面から材積を自動計算。林業経営の収支管理に活用。

🏭

製材工場の入荷管理

トラックで搬入された丸太の本数と寸法を迅速に記録。入荷検品の省力化に。

📋

森林調査

林分調査での胸高直径データ収集を効率化。毎木調査の補助ツールとして。

💰

木材取引の透明化

売買時の丸太寸法を写真で客観的に記録。取引エビデンスの確保に。

🌲

間伐材の管理

間伐作業後の集材量を現場で即座に把握。作業効率の振り返りに活用。

材積計算式

末口二乗法(JAS規格)

V = D² × L

V = 材積(m³)

D = 末口直径(m)※2cm括約(切り捨て)

L = 丸太の長さ(m)

※ 2cm括約: 直径21.5cm → 径級20cm。6m以上の丸太には2mごとに+2cmのテーパー補正を適用。

中央直径法(参考)

V = (π / 4) × Dc² × L

Dc = 中央直径(m)= 末口直径 + テーパー × L/2

免責事項: このデモは簡易的な丸太計測ツールであり、正式な木材検収の代替にはなりません。 取引や公的な記録には、JAS規格に基づく正式な計測方法をご使用ください。 検出精度は撮影条件(角度・照明・背景)に大きく依存します。 既定の自作YOLOは丸太検出専用に学習したモデルですが、木立や茂みなど背景を誤検出する場合があります。 比較用のOWLv2はゼロショット(テキスト指定)検出、RF-DETR/YOLOSはCOCO学習の汎用物体検出モデルです。 誤検出・検出漏れが生じる場合は手動補正をご利用ください。

スマート林業システムの開発

丸太計測AIを基盤に、木材トレーサビリティ、在庫管理、自動検収システムなど、 林業DXに必要なカスタムシステムを構築できます。

活用事例を見る

丸太計測に必要なエッジAI機材

林業現場での丸太材積計測AIシステムを構築するための推奨機材です。

🧰 構成の目安(用途で選ぶ・全部を合算する必要はありません)
最安構成¥35,000

Raspberry Pi 5 + AI Camera(IMX500)。現場の一次検証・PoCに手頃。

安定構成¥68,000

NVIDIA Jetson Orin Nano + AI Camera(IMX500)。複数カメラ・高精度・連続稼働に対応。

価格は目安(変動あり)。下のカードから用途に合うものを選んでください(全点を揃える必要はありません)。

大型構成もっと大きなモデルを本格的に動かすなら(高性能ミニPC)

大きなモデルの生成・推論や複数モデルの常時稼働には、Pi/Jetsonより大容量メモリ・高性能CPU/GPUを積める高性能ミニPCが快適です。

👑 まずこの1台
高性能目安 ¥55,000

NVIDIA Jetson Orin Nano

最大67 TOPSのAI性能。複数カメラの同時処理や高精度モデルの実行に最適なエッジAIボード。

📷おすすめ目安 ¥13,000

Raspberry Pi AI Camera(IMX500)

Sony IMX500搭載のAI処理内蔵カメラ。カメラ側でAI推論を実行し、ホストの負荷が極めて低い。

🖥️定番目安 ¥22,000

Raspberry Pi 5

エッジAIの定番ボード。8GB RAMモデルでAI推論からカメラ制御まで幅広く対応。

🎥目安 ¥5,000

4K Webカメラ(AI対応)

高解像度のWebカメラでAI認識の精度が向上。オートフォーカス・広角対応モデルがおすすめ。

🧠GenAI対応目安 ¥20,000

Raspberry Pi AI HAT+2(Hailo-10H)

2026年1月発売の公式GenAIアドオン。40 TOPS・8GB専用オンボードRAM搭載。hailo-ollama経由でNPU上のLLM推論にも対応(実測はHailo-10Hレビュー参照)。

🧠高性能目安 ¥13,000

Hailo-8L AIアクセラレータ

13 TOPSのAI推論性能。Raspberry Pi 5のM.2スロットに装着してAI処理を高速化。

🔌目安 ¥13,000

Google Coral USB Accelerator

既存のPCやRaspberry PiにUSB接続するだけでAI推論を高速化。4 TOPSのEdge TPU搭載。

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